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海外FXの方が税金が安い?国内に切り替えるボーダーラインは?
2026年8月13日

海外FXの方が税金が安い?国内に切り替えるボーダーラインは?

「海外FXは税金が高い」「国内FXの方が得」とよく言われます。

でも、これは たくさん稼いでいる人の話 です。

税金の得か損かは、自分の給与の課税所得と、年間いくらFXで稼いでいるか で決まります。

そして結論から言うと、30代の平均的な会社員なら、年間180万円くらい安定して稼げるようになるまでは、海外FXの方が税金は安い です。

「国内FXの方が得らしいから」と国内を使っている人ほど、今回の計算を見てほしいと思います。

そもそも税金のかかり方が違う

国内FXと海外FXは、税金の計算方法がまったく別物です。

国内FX:申告分離課税(一律20.315%)

国内FX(DMM FX、GMOなど)の利益は、いくら稼いでも税率は一律です。

内訳税率
所得税15%
復興特別所得税0.315%
住民税5%
合計20.315%

住民税もこの中に含まれているので、あとから追加でかかることはありません。100万円の利益なら、税金は約20.3万円で固定です。

海外FX:総合課税(累進課税・雑所得)

海外FX(XMなど)の利益は「雑所得」で、給与などと合算されて累進課税 されます。

つまり、給与の課税所得の上に、FX利益が積み上がっていくイメージです。稼ぐほど税率が上がります。

総合課税の実質税率(所得税+住民税10%)は次の通りです。

課税所得(給与+FXの合計)所得税率実質税率(住民税込み)
〜195万円5%約15.1%
195万〜330万円10%約20.2%
330万〜695万円20%約30.4%
695万〜900万円23%約33.5%
900万〜1,800万円33%約43.7%
POINT

ここが分岐点です。

国内FXは一律 20.315%。海外FXの実質税率がこれを超えるのは、合計課税所得が 330万円 を超えて「約30.4%」のゾーンに入ったときです。

30代の平均年収はいくら?

国税庁「令和6年分 民間給与実態統計調査」によると、年齢別の平均年収はこうなっています。

年齢平均年収(全体)
25〜29歳407万円
30〜34歳449万円
35〜39歳482万円

今回は30代前半の平均、年収450万円 をモデルにします。

年収450万円の課税所得を計算する

会社員・独身・扶養なしとして概算します。

  • 給与所得 = 450万 −(給与所得控除 134万)= 316万円
  • そこから所得控除を引く
    • 社会保険料控除:約66万円
    • 基礎控除:88万円(※2026年時点の暫定額)
  • 課税所得 = 316万 − 66万 − 88万 = 約165万円

つまり、30代平均の会社員は、給与だけなら課税所得はおよそ 165万円。まだ「約15.1%」の一番低いゾーンにいます。

いくら稼いだら国内FXが得になる?

課税所得165万円の人が海外FXで稼いだ場合、利益は165万円の上に積み上がります。

  • 165万〜195万:約15.1%
  • 195万〜330万:約20.2%
  • 330万を超えたら:約30.4%(ここで国内より高くなる)

実際に、利益額ごとに税金を比べたのがこちらです。

FX年間利益海外FX(総合課税)国内FX(20.315%)安いのは
50万円約8.6万円約10.2万円海外
100万円約18.7万円約20.3万円海外
180万円約36万円約36.6万円ほぼ互角
300万円約72.9万円約60.9万円国内
500万円約133.7万円約101.6万円国内
POINT

30代平均(年収450万・課税所得165万)の場合、分岐点は FX利益 約180万円

  • 利益 180万円まで:海外FXの方が安い、またはほぼ互角
  • 利益 180万円を超える:国内FXの方が安い(差はどんどん広がる)

利益が300万円を超えるあたりから、国内FXとの差は年間10万円以上に開きます。利益が大きくなるほど、一律20.315%の国内FXが効いてきます。

年収700万円を超える人は、最初から国内FXが得

ここまでは30代平均のケースでした。

もし給与の課税所得がすでに 330万円以上 ある人(年収でおよそ700万円以上)は、FXの利益が最初の1円から「約30.4%」のゾーンに乗ります。

この場合は、FXでいくら稼いでも国内FXの方が安い ということになります。

逆に、給与が低い人・専業主婦(主夫)・学生などで課税所得が少ない人は、利益がそこそこの額になるまで海外FXの方が安いままです。

税率以外の違いも見ておく

税金は「率」だけで決まりません。次の違いも国内FXが有利なポイントです。

注意
  • 損失の繰り越し:国内FXは損失を翌年以降3年間繰り越せる(確定申告が条件)。海外FXは繰り越しできない。
  • 損益通算の範囲:国内FXはFX・CFD・先物などの間で損益通算できる。海外FXは他の雑所得との通算のみ。
  • 追証・信頼性:海外FXはハイレバレッジやボーナスが魅力だが、出金や運営面のリスクは別途考える必要がある。

ただし、これは「毎年180万円以上コンスタントに勝てている人」に効いてくる話です。

そもそも、年間180万円も勝ててますか?

ここが一番大事なところです。

FXで 年間180万円を安定して稼ぐ というのは、かなりの実力が必要です。月にならすと毎月15万円。負けた月があっても年トータルで180万円をプラスにする、ということです。

多くの人は、まだそこまで到達していません。それどころか、年間の利益がプラスになるかどうかの段階だと思います。

その段階で「国内FXの方が税金が得だから」と国内を使うのは、はっきり言って メリットをほとんど受けられていません

  • 利益がまだ小さいうちは、そもそも税金の差はわずか
  • 課税所得が低いゾーンにいるうちは、むしろ海外FXの方が安い
  • 国内FXの一律20.315%が効いてくるのは、年間180万円を超えてから

つまり、まだ180万円も稼げていないのに国内FXを選ぶ理由は、税金の面ではほぼない ということです。

おすすめの順番

税金だけで考えるなら、こういう順番がシンプルです。

  1. まずは海外FXでしっかり稼げるようになる
    • ハイレバレッジで少額から資金を伸ばしやすい
    • この段階では税金も海外FXの方が安い
  2. 年間180万円以上を安定して稼げるようになったら、国内FXへの切り替えを検討する
    • ここから先は一律20.315%の国内FXが有利になる
    • 損失の繰り越しや損益通算のメリットも活きてくる

順番を逆にして、まだ稼げていないうちから国内FXにこだわる必要はありません。

僕が海外FXを使う理由

僕自身は、給与の課税所得が330万円のすぐ下のゾーンにいます。FXで数十万円プラスになると、それだけで合計が330万円を超えてしまう位置です。なので税金面だけを見れば、国内FXの方がお得に見えます。

それでも僕は海外FXを使い続けています。税金よりも大事にしていることがあるからです。

海外FXには、追証なし(ゼロカット)とハイレバレッジという仕組みがあります。これを使えば、FX口座にまとまった資金を入れておく必要がありません。

実際に僕は、口座にほとんどお金を置かず、証拠金たった1万円からスタートして、それを毎年数千万円まで伸ばしています。

仮に相場が急変して負けても、入金した分以上のお金は失いません。追証もないので、生活資金や貯金に手をつけずに済みます。

つまり、限りなくノーリスクに近い形で、大きなリターンを狙えるということです。

税金で多少得をすることよりも、元手を最小限に抑えて、ノーリスクに近い形で運用できる こと。

僕にとってはこちらの方が、資産運用としてはるかに価値があります。

だから、税金面では国内が有利なゾーンにいても、僕は海外FXを選んでいます。

まとめ

  • 国内FXは一律 20.315%(住民税込み)、海外FXは総合課税(累進)
  • 分岐点は「給与+FXの合計課税所得 330万円
  • 30代平均(年収450万・課税所得約165万)なら、FX利益 約180万円 を超えてから国内FXが安くなる
  • それまでは 海外FXの方が税金は安い、またはほぼ互角
  • だから「まだ180万円も勝てていないのに国内FX」は、税金面ではほぼ意味がない
  • まずは海外FXで年間180万円を目指し、そこを超えてから国内に切り替える のが合理的
  • 海外FXの方が税制面以外のメリットが大きい
まさきち

まさきち

少額ハイレバ専門トレーダー

元手1万円を、海外FXのハイレバで何度も数十万〜数百万まで伸ばしてきたトレーダー。 FX口座に数十万も数百万も入れるのは間違い。たった1万円あれば十分。 勝ちも負けも正直に記録しています。

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